アースディ東京 2006
 
第6回 「おはなしの森」 報告

全日本語りネットワーク  ・ LOVELINK 共催


地面の上で子ども大人も一緒にアースデイ!


アースデイ東京2006 パンフレットより

 
4月22日(土)・23日(日)  
11:30〜15:00 
東京代々木公園にて



 両日ともたくさんの親子連れが、
   「おはなしの森」を訪れ、すばなしや
   絵本 ・ 紙芝居 ・ 手遊び など
   楽しみました。
 

 
2時からは、北米先住民の方たち
   との交流のひと時。
   先住民族の民話と芸術との出合い
   がありました。
  

アースデイ東京2006
「おはなしの森」
 プログラムはこちらから


“おはなしの森”の準備をするネットワーク委員
子どもの豊かなイマジネーションが、未来を作ります。歴史の洗礼を経た童話や民話は、そのための大切な文化。それら「おはなし」たち一つ一つには、子どもたちの未来を想うこころと愛が大切に込められています。

アースデイ“地球の事を考える日”に、土の上、風と共に、新緑の木の下での おはなし会「おはなしの森」を始めて6年目。

今年は、カナダから初来日するトゥリンギット族のアーティストたちが登場し、彼らの民話と芸術を伝えます。トーテムポールやワタリガラス文化を持つ彼ら、子どもたちには、“本物のインディアン”との出会いでもあります。

この日の思い出が、子どもたちの未来を少しでも豊かなものとし、この日の出来事が、未来の地球をミラクルに満ちた美しい世界に保つ助けとなりますように・・・。



(アースディ「おはなしの森」2006チラシより)



カナダインディアンが届ける北の物語

夜空に光るオーロラ、野生の生命を抱いて、滔々と流れるユーコン川。
そんな大自然に暮らすカナダ先住民族の方たちがカナダからやってきました。

この世界の始まりや、人と動物のつながりをひも解いてくれるカナダ先住民族に伝わるストーリーテリングと伝統アート。

「おはなしの森」は、約200人もの人たちが集まりインディアンの世界と出合いました。

幼い頃、母親から聴いた話を語るエドさん










ワタリガラスのお話をするキースさん

ワタリガラスが太陽を盗んだ話

 
そのむかし、世の中に光はありませんでした。族長が独り占めにしていたのです。
 族長は、ポトラッチの終わりの時にだけ、窓や戸を閉め、箱から光の玉を取り出して見ているのでした。
 ある時、ワタリガラスが光のあることを知り、姿を変えて、族長の娘の飲み水に入りました。すると娘は子を宿します。
 やがて生まれた子どもは、族長に、光の玉を見せて欲しいとせがみます。せがんで、せがんで、やっと見せてくれた時、子どもはワタリガラスに戻り、光の玉を持って、空に昇っていきました。
 こうしてワタリガラスは、その空に、太陽と月と星々をもたらしたのです。 

ポトラッチ: 富と社会的地位を披露するために催される饗宴


ワタリガラスの彫刻


蚊になったブッシュマン

 
ブッシュマンは人間を食べるのが大好き。綺麗な女の人や子どもをさらっては食べていたので、村人たちに恐れられていました。
 そこで村人たちは、どうにかブッシュマンをつかまえようと話し合いました。そして、ついにブッシュマンを捕え、木にくくりつけ、火あぶりの刑にしました。
 村人たちが見守る中、ブッシュマンの体は燃え上がったと思うまもなく、ちりぢりに分散し、飛び散っていきました。それが、蚊になったと伝えられています。
 ですから、蚊は人間の血を吸うのです。蚊はブッシュマンの成れの果てなのです。

ブッシュマンの写真を手にお話するアレックさん(右)
通訳をする末吉正子さん
(左)




真剣にお話を聴く、たくさんの参加者




ああ、 楽しかった!