■第3回 全日本語りの祭りin徳山市

1996年10月12日(土)~14日(月)

開催地:山口県徳山市(現在の周南市)  会場:徳山市文化会館/ホテル丸福ほか
参加者:1700名

10月12日 前夜祭  アド・ホック ホテル丸福

【Colors オンステージ】

【語り】
 ・「鹿児島(かごっま)」「梅酒(うめっしゅ)」 鐘撞よしえ
 ・「お猿の嫁とり(猿婿)」「地獄から帰った三人(エンマの失敗)」 蒲原タツエ
 ・「テイテイコッポシ」 草苅美知夫

【山口の伝説・紙芝居】
 「般若姫物語」 中司甲子朗/絵 白井和正/脚色
         読み手/周南放送劇団「空々」

  *今から約千年前、豊後の国の若くて美しい長者の
   一人娘「般若姫」の悲しいお話。山口県大畠、瀬
   戸の航海の無事を祈り、入水したという伝説です。

第1日 10月13日 徳山市文化会館

【分科会】  *7つの部屋で同時開催
 ・山口の民話の部屋
 ・伝承の語りの部屋
 ・各国のお話の部屋
 ・紙芝居の部屋
 ・からくりペープサートの部屋
 ・詩を語る部屋                         伝承の語りの部屋
 ・初心者講座の部屋


【メインステージ】
・知られざる海の特攻隊「回天」  高松 工 (回天記念館館長)
                 メールソレイネ
                 回天太鼓同好会 他
  *太平洋戦争の末期、“天を回らし、戦局を逆転させる”という願いを込めて誕生した人間魚雷「回天」。
   徳山湾沖には、人間魚雷「回天」発射訓練基地跡が、今も残っています。戦争で散った若い命を追悼
   する「回天」の話や「ニコラエフスクの雪」など、反戦への願いをこめて語られました。

・語り
   「ニコラエフスクの雪」  櫻井 美紀
   「へっこきあねさ」    望月新三郎
   「めんどりとゴキブリ」  マギー・R・マクドナルド
                末吉 正子
     *アメリカのストーリーテラー、マクドナルドさんは、
      末吉正子さんと参加型の語りを披露。             

・記念講演
   「道草をくいながら」 女優 岸田今日子
     *岸田今日子さんは、子どもの頃の話や自作の童話の朗読などを、
      独特の声でユーモアたっぷりに語られました。

・山口の童謡 
   「まどみちお・金子みすゞの世界」

・各地の語り
   「とめ吉のとまらぬしゃっくり」 小河内芳子
   「おさんぎつね」        立石 憲利
   「耳なし芳一」(琵琶の弾き語り)  野村 忠司
   「小鳥を好きになった山」    末吉 正子             


【夜語り】
  *語り手がいて聞き手がいれば、どこでも語り場になります。
   例えばホテルのロビーでも。6つの宿泊ホテルでは、参加者
   のみなさんが、「語り手」となり「聞き手」となってたっぷ
   りと夜語りを楽しみました。


第2日目 10月14日  徳山市文化会館

【分科会】  *昨日と同じテーマで、7つの部屋で同時開催

【全体会】

2020年08月13日