災害の記憶をつなぐ伝承の本が出版されました
『日本災い伝承譚』
大島廣志/編 アーツアンドクラフツ/刊 2021年4月発行 ¥1,980(税込)
JSN会員で運営理事の大島広志さんの、新しい本が出版されました。
疫病、地震、つなみ、噴火、カミナリ、洪水、飢饉など、日本の災いの記憶を伝える民俗譚88編を収めた本です。
災いを予見し、災いを避け、災いを記憶し、自らの命を守るために、人々は伝説や世間話や昔話やことわざとして、後世に語り継いできました。この本に収められた江戸時代から現在に至る伝承譚は、災いに揺れる今だからこそ、さらに貴重なものとなっています。
これからも語り、聞き、記憶を風化させないために、手に取っていただきたい一冊です。
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