テラブレーション平和の語り
これまで当会が、11月に行ったテラブレーションの記録です。
*各回の報告は、バーをクリックしてお読みください。
テラブレーション平和の語り2023~語りの小祭りin南三陸 (2023.11.25~26)
テラブレーション!2022~語りと音楽で世界巡り~ (2022.11.27)
第50回楽習会
テラブレーション!2022 ~語りと音楽で世界巡り~
日時: 11 月 27 日 (日) 13:30~15:30
会場: 東京都北区 新町コミュニティアリーナ 第 2 ホール
参加人数:大人 48 名、子ども 5 名 計 53 名
語りと音楽で世界めぐり!!日本を出発したツアーは→アフリカ→フランスーアメリカー
リトアニア→中東→イラン→中国→そして日本に帰国。最後は沖縄のカチャーシーを参加者
全員で踊って会場を三周巡り、大団円となりました。
~~プログラム~~
司会(ツアーコンダクター) 遠藤博子
<1部>
はじめに ピンカートン氏メッセージ
歌 「朝花節」(奄美大島) 入江 規夫
語り 「こぶじいさま」(日本) 同名絵本 福音館書店 より 若林 孝孑
歌&演奏 「コシシケレリ・アフリカ」(アフリカ) 入江 規夫&太田 友城
語り 「おはなしおはなし」(アフリカ) 同名絵本 ほるぷ出版より 藤木 恭子
歌&演奏&ジャグリング 「オー・シャンゼリゼ」(フランス)
「おおスザンナ」(アメリカ) 入江 規夫&太田 友城
語り 「クモばあちゃん」(アメリカ)
『お話とあそぼう』 末吉正子/編著一社 末吉 正子
<2部>
紙芝居 『いえいっぱいにできるもの』(リトアニア)
脚本/荒木文子 絵/藤田勝治 童心社 荒木 文子
中東やアジアの楽器紹介 (口琴・ホーミー・トンバクなど) 入江 規夫&太田 友城
語り 「アリ・ムハメッドのおかあさん」(イラン)
『新編世界むかし話 7 インド・中近東編』 山室静/編著 社会思想社 菅野 智子
(演奏:太田)
ジャグリング:中国独楽(中国) 太田 友城(演奏:入江)
語り 「麻布(あさぬの)地蔵」(日本)
栃木県日光市川俣の伝承の語り部/岡本香久子さんから聞いた話 間中 一代
演奏・沖縄の唄(安里屋ユンタ・レーやーぷー・豊年音頭でカチャーシー)
入江&太田&会場の皆さん
♪たくさんの民族楽器♬参加の皆さんで鳴らしてお話とともに楽しみましたました♫
テラブレーション平和の語り2021 オンライン開催 (2021.11.21)
第45回お話楽習会
オンライン開催
参加者:50名
主催:NPO 法人全日本語りネットワーク
今回もテラブレーションの提唱者、故ピンカートンさんのスピーチと写真で幕を開けました。
5 人の語り手の方々には語りだけでなく、その語りにまつわるお話もうかがいました。
心に深く響く語りに三線の演奏と歌。参加者がゆったりと楽しむ様子は、うなずきや笑い声、
拍手とともに語り手に届けられ、とてもなごやかな会となりました。
*プログラム
はじめに 「テラブレーションの提唱者・故 J .G .パウパウ・ピンカートン氏のメッセージ」
廣田 弘子 「母からの道」
(パーソナル・ストーリー)
新井 弥生 紙芝居『のばら』
(小川未明原作 堀尾青史脚本 桜井誠絵 童心社)
小林 啓子 「あの世の人たちに呼ばれた話」「夢の話」
(大田区の文化財第 22 集『口承文芸-昔話・世間話・伝説-』
東京都大田区教育委員会)
杉村 史朗 「梅津忠兵衛」
(『怪談 -小泉八雲怪奇短編集-』小泉八雲作 平井呈一訳 偕成社)
宮川 千恵子 「覚えているよ」
(パーソナル・ストーリー)
三線演奏 宮川 彦弥
テラブレーション平和の語り2020 オンラインテラブレーション (2020.11.22)
第40回お話楽習会
オンライン開催
参加者:38名
主催:NPO 法人全日本語りネットワーク
新型コロナ感染拡大防止のため、当会では初めてのZoomによる語りの会となりました。
北海道から関西まで、広い地域からの参加があり、マスクなしで、涙あり笑いありの心に
響くを楽しみました。
プログラムは、当会会報78号「紙上テラブレーション平和の語り」に掲載された中からの
6話です。語りのあとでは、語り手が話に込めた思いや、参加者の感想などもお話いただき、
なごやかな会となりました。
*プログラム
はじめに 末吉 正子
「テラブレーションの提唱者 故J.G.パウパウ・ピンカートンさんのメッセージを聞きましょう」
井上 幸弘 「ジャングルの語り ‐シャシャムシャヤ‐」
(『やまがた絆語り』 野村敬子・井上幸弘/編著 星の環会)
三河 昌代 「ゆう君の卒業式」 (自作)
有岡 光枝 「宇都宮空襲と大いちょう」
(『忘れないでください―宇都宮空襲の記憶』 小林新子/著 随想舎)
堀 実和子 「101日」 (自作)
間中 一代 「烏(からす)を食べたじい様の話」
(『間中一代さんの栃木語り』 野村敬子・霧林宏道/編著 瑞木書房)
植田たい子 「おんぶひも」 (自作)
テラブレーション平和の語り〜語りの小祭りin南三陸 (2019.11.30)
テラブレーション平和の語り2018 (2018.11.25)
会場:東京都中央区日本橋図書館
参加者:62名
主催:NPO 法人全日本語りネットワーク
後援:中央区教育委員会
協力:にほんばし語りの会
「にほんばし語りの会」との交流事業として行われました。災害や反戦、地球への思いを込めた話、
心にぽっと灯がともるような温かいお話等々、14 話が語られました。
*プログラム*
第 1 部(13:30~)
井上幸弘 「ジャングルの語り」(『やまがた絆語り』星の環会)
増田一枝 「大川小学校の子どもとおばあちゃんの話」(自作)
竹中朗子 「のばら」(小川未明/作)
荒木文子 『おこうおばさんの平和のいのり』(紙芝居、脚本/宮川ひろ 絵/梅田俊作 童心社)
坂田かの 「字のない葉書」(向田邦子/作)
植田たい子 「トビウオのぼうやはびょうきです」(いぬいとみこ/作)
第 2 部(15:00~)
早乙女由美子「ふとんの怪」(『おかつ新三郎ふたり語り』所収 望月新三郎の語りより 悠書館)
小野敬子 「ひろったらっぱ」(新美南吉/作 『新美南吉童話集1』大日本図書)
佐藤美智子 『のねずみチッチのクリスマス』(紙芝居、作/宮西いずみ 画/沢田あきこ)
山田源治 「小学生の頃の思い出と集団疎開」 (自作) 平野貞江 「物語と真実」(『おはなしの帽子』光藤由美子/著
創風社出版より)
中谷 巴 「蜜柑」(芥川龍之介/作)
千種佐智子 「かさじぞう」(「朗読の森」テキスト 岡崎ちか子
・脚色)
有岡光枝 「大イチョウと宇都宮空襲」(『忘れないでください
宇都宮空襲の記憶』小林新子/著 随想舎)
末吉正子 「深~い 深~い話」 『末吉正子の語り』悠書館)
本日の語り手の皆さん
テラブレーション平和の語り〜語りの小祭りin南三陸 (2017.11.25)
テラブレーション!平和の語り2016 (2016.11.26)
~東日本大震災・熊本地震被災地の復興を願って…チャリティお話会~ 会場:東京都北区赤羽会館
参加者:30名
第 1 部は反戦への思いを込めた語り、第 2 部は明るい平和の語りというプログラム構成で 16 話が語られました。
*プログラム*
第 1 部(13:00~)
・リレー語り 「君死にたまふことなかれ」 (与謝野晶子/作)
上原佐恵子&小林 啓子&遠藤 博子&植田たい子&早乙女由美子
・井上幸弘 「すみれ島」(今西 祐行/作、偕成社)
・蛤谷糸美 「ちいちゃんのかげおくり」(あまん きみこ/作)
・リレー語り (『原子雲の下に生きて』永井隆/編 サンパウロ より)
藤木恭子 「辻本一二夫(当時五歳)の手記」
三田村慶春 「西田 満行(当時九歳)」の手記」
末吉正子 「荻野美智子(当時十歳)」の手記」
第 2 部(14:30~)
・板鼻弘子 「鍋の仲間っこ」(『秋田・山形の伝承 仙北の民話』
民話と文学の会)
・井上幸弘 「木の精のはなし」(『佐藤家の昔話』桜楓社)
・吉田美佐子「ファーブルさん」(『世界は一冊の本』長田 弘/著、
晶文社)
・早乙女由美子「花咲山」(『斎藤隆介童話集』斎藤 隆介/作、岩崎書店 )
・木名瀬五百子「三人泣き」(『民話劇場3 伝承この楽しきもの』立風書房)
・斉藤ふみ子 「地蔵様」(匝瑳の民話より)
・小林啓子 「世界でいちばんやかましい音」(ベンジャミン・エルキン/作 松岡享子/訳 『おは
なしのろうそく-10』東京子ども図書館)
・佐藤美智子 「四丁目の『まさ』」 (詩:玉川侑香 阪神大震災を語りつなぐより)
・鈴木砂知子 「ようこそ赤羽」 自作(パーソナルストーリー)
*この日の収益より、「熊本地震義援金(熊本県)」に 14,500 円、「未来の福島子ども基金」に
14,500 円、合計 29,000 円を送らせて頂きました。
テラブレーション!平和の語り2015 (2015.11.23)
~東日本大震災被災地の復興を願って…チャリティお話会~
会場:東京都北区北とぴあ
参加者:54名
第 1 部
・目黒とみ子さんの語り
「被災地からの伝言…ふたばまちからふるさとを
追われた私の体験したこと」
目黒さんは、震災当時は福島原発より 10 キロ圏内に居住していたため、震災翌日の 2011 年 3 月 12 日の「町民避難」の防災無線を聞き、ご主人と共に避難され福井県、鹿児島県など 8 回の転居を経て、宮城県大河原町にお住まいです(開催当時)。目黒さんからたくさんの貴重なお話をお聞きしました。ご自身が描かれた、地震発生の3時間前に目にした不思議な雲(高積雲、ひつじ雲)の絵も拝見しました。
第 2 部
・荒木文子 『のばら』 (紙芝居 童心社)
・井上幸弘 「杉の苗」 (『やまがた絆語り』星の環会)
・上原佐恵子「母の東京大空襲」(パーソナルストーリー)
・佐藤凉子 「きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記」
(日本戦没学生記念会編 岩波文庫より)
「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」
(ポール・オースター編 柴田元幸訳 新潮社より)
参加者の歌と語り
・歌 桜 彩 「祈りを捧げる」(作詞 桜彩 作曲 岩崎大輔)
・語り 高橋 周子 「ネギをうえた人」(『ネギをうえた人-朝鮮民話選』岩波少年文庫より)
*この日の収益より「未来の福島こども基金」に5万円を寄付させていただきました。
テラブレーションおはなし会 (2014.11.23)
会場:おばあさんの知恵袋(東京都国分寺)
参加者:18名
望月新三郎さん、蛤谷糸美さんも参加されて、末吉正子さんの「野兎の胸の音」など、いくつもの語りを楽しみました。
ほろ酔いテラブレーション!ワインと語りの宵 (2013.11.23)
会場:おばあさんの知恵袋(東京都国分寺)
参加者:19名
*プログラム*
井上幸弘 「雀もさ雀もさ」(『山形絆語り』星の環会)蛤谷糸美「団十郎えんま 」
植田たい子 「けちくらべ」(『日本の昔話』福音館書店)
望月新三郎 「きつね二題・頭に柿の木 」
小林啓子 「三枚のお札」(『おはなしのろうそく5』東京子ども図書館)
末吉正子 「ノウサギの胸の音」(ウガンダ、アチョリ族)
荒木文子 手遊び「もうすぐクリスマス」
三田村慶春 「モンローのシャンペン風呂」(アメリカ小話)
上原佐恵子 「魔法のほうき」(オールズバーグ作)
吉田美佐子 「ものいうたまご」(『アメリカのむかし話』偕成社)
築地春江 「もみの木の思い出」(パーソナルストーリー)
江原佳子 「私の宝もの 3.2.1」(パーソナルストーリー)
藤木恭子 「黒い河にすむ竜」(『アフリカの昔話』ぎょうせい)
遠藤博子 「ダンボールハウスの男」(新聞紙を使って・自作)
鈴木砂知子 「かしこいグレーテル」(『グリムの昔話』こぐま社)
三田村慶春 「神様のおくりもの」(『タフィーおじさんのおはなしコート』)
テラブレーションinTOKYO 2011 (2011.11.23)
参加者:のべ126名
語り手たちの会との共催
第一部はイギリスよりタフィー・トーマス氏をお招きし、末吉正子さんの絶妙な間合いの通訳、解説とともに、自分史を交えた豊かな語りを楽しみました。トーマスさんは2001年大英帝国五等勲爵士MBE叙勲、2010年にイギリス初の「桂冠ストーリーテラー」の称号を得ています。 自分史を交えたお話のあと、タフィさんが語る300以上のお話の場面が刺繍されたTaffy’s Tales coatから、参加者が選んだ「ジンジャーブレッドマン」を語っていただきました。
第一部
タフィー・トーマス氏の語り
「玉石削り職人の話」
「王様の仕立て屋さん」
「ジンジャーブレッドマン」「物語と真実」
第二部
東日本大震災支援チャリティーお話会として、個性豊かに6話が語られました。
井上幸弘 「赤いこん箱」
小林サヤ佳「いのち」
三田村慶春&菅野智子「ういらう売り口演」
金基英 「水宮歌」
望月新三郎「ススメ少国民」
古屋和子「チーフ・シアトルの演説」
*この日の収益より、NPO法人全日本語りネットワークは「シャンティ国際ボランティア会」に
5万円、NPO法人語り手たちの会は、「被災地の子どもへ文化を届けるプロジェクト」(子ど
もの文化研究所)に5万円を募金しました。
テラブレーションin語りカフェ テーマ「愛」 (2010.11.26)
会場:おばあさんの知恵袋(東京都国分寺)
参加者:17名
*プログラム*
・語り 「ふしぎ」「風はどこに行くの」 佐藤愛
・語り 「ぶたばあちゃん」 末吉正子
・紙芝居 「じいさまときつね」 菅野智子
・語り 「たらい舟に乗った娘」 望月裕子
・語り 「悪魔と鍛冶屋」 須山優子
・篠笛演奏「風のふるさと」~語り「うたう猫」 三田村慶春
・語り 「捨てるなんてとんでもない」 遠藤博子
テラブレーションinせたがや (2007.11.11)
テラブレーション世界のゆかいなお話会〜マクドナルドさんをお迎えして (2006.11.23)
2006年11月23日(祝)14:00~16:00
会場:東京区世田谷区砧区民会館参加者:のべ70名
*会場には、秋らしい菊の花がいっぱい。
舞台は菊の花で敷きつめられて、
優しい香りが漂いました。
プログラム ~第1部~
「馬とヒキガエル」 伊藤雅恵ハイチの民話『魔法のオレンジの木』(岩波書店)
「ジャイアント・ジャム・サンド」 伊知地晃子
ジョン・ヴァーノン・ロード/作・絵安西徹雄/訳(アリス館)
「かしこいお医者のやせぐすり」 黒沢克朗
『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/編(実業之日本社)
「黄太郎青太郎」 長堀万里子
『子どもに語るアジアの昔話1』松岡享子/訳(こぐま社)
「穴だらけの町ラゴス」 早乙女由美子
『世界むかし話』(ほるぷ出版)
「お日さん、お月さん、雷さん」 佐藤凉子
日本の昔話
プログラム ~第2部~ マーガレット・リード・マクドナルド&末吉正子
1.ビネガーボトルに住んでいた小さいおばあさん『ストーリーテリング入門』(ほるぷ出版)
2.クーズーきれる 『ストーリーテリング入門』(ほるぷ出版)
3.おやすみゲッコ バリ島の昔話
4.ファットキャット デンマークの昔話 マクドナルド再話
今回のゲスト、マクドナルドさん
&末吉正子さん。
息のぴったり合ったお二人の語りに、
会場はおおいに盛り上がりました。
お二人のお話は、参加型。
子ども達もお話の世界に飛び込んで
楽しいひと時。
ちなみに、その後、菊の花は参加者の皆さんへ
プレゼント!
お料理されて、みなさんの腹に入ったり、
お風呂場を香りで包んだりしたようです。